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2006年09月21日

潜在意識は「否定文」を理解できない。

潜在意識の仕組み。

前回の彼女のメールで、いくつか特徴があることに気づきました。
彼女本人もあまり気づいていない、そして気づいていないからこそ、すごく影響のある「くせ」のようなものです。

今回はその特徴と、それがどんな影響をYちゃんに与えていたかについての解説です。

自己否定のメカニズム。

ところで、あなたは彼女のメールの「ある特徴」に気づきましたか?

…勘のいい人はすぐに気づきましたよね。

「~せず」「~ない」

などです。

つまり、彼女の使う言葉には「否定文」が多いということです。
普段“無意識”で使っている「言葉(口ぐせなど)」は、その名のとおり意識しない状態で、心の深いところ(潜在意識)に定着していきます。

そして、それが顕在化するときに「自己否定」というカタチで表れてしまうのです。

そしてもうひとつ。潜在意識は「否定文」を理解してくれません。I
(この部分はまた後日詳しく書きたいと思います。)

例えば「タバコを吸わない」という目標を立てた場合、潜在意識は

「タバコを吸…(う)」

と解釈して、結果として禁煙ができないという状態が続いてしまいます。

もし、タバコをやめたいのであれば、

「禁煙する」または、「禁煙して健康な身体を手に入れる」

などと言い換えることができるかもしれません。

「夢や目標を立てる場合、否定文は使わない。」

さらに先ほどのルールに当てはめるならば、

「夢や目標を立てる場合、肯定文で表現する。」

まずはこれを意識してみてください。

さて、彼女に返信したメールです。

4月11日 To:Yちゃん

こんにちは。黒岩です。
最初のメールの雰囲気からすると、「今は時期じゃないかな」って思ったけど、
予想以上にいっぱい目標が出てきたので安心しました。

さて。

目標を設定するときに大事なことは、ズバリ!
「具体的に」「肯定的な表現で」目標をつくることです。

Yちゃんの例で見ると、やはり否定的な言葉や言い回しを使った文言が目立ちます。

「~せず」「~しないで」「寂しい」など。

否定的な言葉は、否定的なパワーを持っています。
でも、日本語というものは便利なもので、同じことを表現するために、いろいろな言葉を使うことができます。
なので、例えば「××しない」という否定的な言い回しを使うよりは、「○○する」という言い回しで作るほうが効果的です。(※××の反対ってなんてなんだろう?って考えるといいかも。)

例えば、

1、「自分自身に厳しすぎず」というのは、肯定的に言い換えるとしたらどんな風に言い換えられるでしょう?
「自分に優しく」という風に言い換えることができるかもしれません。

「自分は『独りだ』と思い込まず、まわりにいる素敵な人たちに感謝して…」の部分で言うと、「まわりにいる素敵な人に感謝する」ことは、「独りではない」ことを含んでいるので、「自分は『独りだ』と…」の部分は省いてもかまいません。
つまり、「まわりにいる素敵な人たちに感謝をする。」という風にまとめることができます。

6、「必要以上に人に影響されず」は、どんなふうに言い換えられるでしょう?

「自分も他人も責めない、許せる人になる。」は、やはり“責めない”=“許す”なので、「自分も他人も許してあげる」と単純化することができます。

こんな感じです。

なぜそんなことにこだわるかというと、実は、潜在意識は「否定文」を認識できないんです。(おもしろいでしょ?)
また、潜在意識は、複雑なことや同時に複数のことをしようとすると、混乱してしまうので、(※複数のにんじんをぶら下げると、どこに進んでいいか分からなくなってしまうようなもの。)

まずは、一番重要な目標をひとつに絞りましょう。

宿題に込めた“ある仕掛け”。

そして、彼女に出した「理想の自分を意識する」という宿題は、まだ未完成なので、少しヒントを出しました。
目標をより具体化するための「考え方」と言えるかもしれません。
以下がその続きです。

○宿題
いろいろと出してもらった目標をざっと見渡して、各目標に共通するキーワードを洗い出してください。(けっこういくつかあります。)
もちろん、否定的な文言は肯定的に言い換えてください。

そして、それを「ひとつの文章」にまとめてください。

まずはあまり考え込まずに「言葉遊び」だと思って、自分の心を探索してみましょう。

一人で考えるのは難しいと思うかもしれませんが、他人は答えを出してくれないので↓このやり方を試してください。

※文章をまとめるヒント
潜在意識は、難しい言葉よりも簡単な言葉のほうがいいので、自分の中にいる、「子供のYちゃん」に言い聞かせてあげるようなつもりで、文章を考えるといいかもしれません。
(子供に「固定観念」や「多角的」といっても伝わらないでしょ?)

実際に、何歳でもかまいませんが、自分の子供のころを想像しながら、その彼女に話しかけて、そして彼女の意見も聞きながら、文章をまとめてください。

もし、目を開けたままだとイメージしにくい場合は、目を閉じて想像してもかまいません。

実はこの「ヒント」には、潜在意識を活性化させる、いくつかの仕掛けがしてあります。

文章を読むだけでは、流し読みしてしまうほど小さなものですが、その仕掛けによって、彼女にとても不思議なことが起こりました。
(ある意味“狙い通り”です。)

次回は彼女に起こった不思議なことと、その解説をしたいと思います。

投稿者: | 2006年09月21日 12:18 | ID:11

 

プロフィール

モチベーション・コントロール(モチコン)・マニュアル管理人

黒岩弘幸
アファメーションの伝道師。
エモーショナル・アファメーター。

・米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
・米国NLP協会認定NLPプラクティショナー
・日本NLPトレーナー協会認定NLPマスタープラクティショナー
・米国催眠療法協会(ABH)認定ヒプノセラピスト

大学卒業後、旅行会社に就職するが、交通事故にあい半年間入院とリハビリ生活を送る。(泣)しかしこれが転機になり、まったく異業種のデザインの世界へ!
さまざまな挫折と成功を経験しながら「モノづくり」のノウハウを学ぶ。またそれをもとに、デジタル系専門学校で講師を務める。

多くの人と関わるうちに「人の心」の重要性に気づき、現在はNLPなどのスキルをベースに、カウンセリングやワークショップを行う。

…と、意外とかっこよく聞こえるが、実はその裏には輝かしい“挫折の歴史”が。(汗)
そこから得た潜在意識の活用法「モチベーション・コントロール(モチコン)」を武器(?)に、自分の思い描いた「理想の人生」を送るための実践テクニックを提供しています。